必要なRTMPストリーミングエンコーダ設定

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以下は、RTMPSビデオストリーム用のエンコーダ設定と、Hopinへのストリーミングを開始する前に注意すべき、それ以外の一般的な推奨事項です。

解像度/ビットレート/FPS

ストリームのビットレートとフレームレート(フレーム毎秒:FPS)は、主に解像度によって決まります。

備考:下記で示す解像度は横向き(横 x 縦)のため、縦向きの場合は数値を逆にしてください。
  許容可能な画質(SD) 480p(852x480) 良好な画質(HD) 720p(1280x720) 高画質(フルHD) 1080p (1920x1080)
平均ビットレート 最大1500Kbps 最大4500Kbps 最大8500Kbps
FPS 30 30または60 30または60
キーフレーム間隔 2秒 2秒 2秒

ビットレート、FPS、解像度は相互に関係しています。 最適値は状況によって変わり、複雑な判断が必要になる場合があります。 まずは上記の値で始めてみて、必要に応じて実験するというのが一番おすすめの方法です。 ストリーミング中のビデオコンポーネントの動きが明瞭かつスムーズで、利用可能な帯域幅の範囲内で良好な解像度を得られることが目標となります。 フレームレートや解像度を上げると全体的にストリーミングの品質は高まりますが、必ず帯域幅の制限を受けます。

30FPSまたは60FPSのフレームレートをサポートします。 エンコードとネットワーク幅が対応可能な限り、フレームレートが高いほど画質は良くなります。

上記の表のビットレートは「合計ビットレート」、つまり、ビデオストリームとオーディオストリームの両方を組み合わせたビットレートを表します。 したがって、たとえばオーディオビットレートが192Kbpsのものとビデオビットレートが8500Kbpsのものは構成させないでください。 全体のビットレートが8500Kbpsを超えないようにする必要があります。これを超えることはできず、何らかの理由で合計ビットレートがわずかに上回った場合でも、接続が切断されます。 したがって、ネットワークの急上昇/変動が発生する場合に備えて、余裕があるようビットレートを8000Kbpsに設定することを推奨します。

備考:現在、4Kストリームには対応していません。1080pを超えるビデオは拒否され、適切なストリーミングが行われません。ストリーミングのビットレートが8500Kbpsを超えている場合も拒否されます。 ほとんどの場合、5000Kbpsでうまく機能しますので覚えておきましょう。

オーディオ設定

当社では、以下の設定をサポートしています。

  • コーデック:AAC(LC)
  • ビットレート:最大320Kbps
  • サンプルレート: 44.1Khzまたは48Khz(プロダクションのオーディオフローと一致させるのがベスト)
  • チャンネル:最大2 - ステレオ(1:モノラル、または2:ステレオ音声チャンネルに対応)

ビデオ設定

次の設定を遵守する必要があります。 これらの設定は、ほぼ全てのH.264ビデオエンコーダ(ソフトウェアまたはハードウェア)のAPIで利用可能です。

  • ビデオエンコーダで、IDR/キーフレームを2秒間隔に設定します(エンドツーエンドの遅延をさらに抑えたい場合は1秒)。
  • H.264レベル:Main([High]を選択しないこと)
  • シーンの変更:オフ
  • クロマサブサンプリング:YUV420P
  • CABAC:推奨
備考: ビデオと音声の設定を適用し、ストリーミング品質(許容/良好または高)を決定したら、少なくとも1時間のテストフィードをステージにストリーミングし、イベントをプレビューしてストリームを監視することを強くお勧めします。 さらに、ストリーミングテストを終了したら、イベントのダッシュボードの[録画]タブを確認します。 1つのイベントで複数の録画が生成されている場合は、エンコード設定が正しくない可能性があります。

VBRではなくCBRを使用する

エンコーダのレート制御の方式としては、VBR(Variable BitRate:可変ビットレート)ではなく、常にCBR(Constant BitRate:固定ビットレート)を使用します。 ネットワークの帯域幅が固定の場合、より適切なのはCBRの方で、クライアントのデバイスで想定通りに安定した動画の再生が可能になります。 ビットレートが一定のため、視聴者側の回線で長時間処理可能な品質レベルを選択しやすくなります。

VBRの場合、シーンの複雑性によってビットレートが瞬間的に上昇する可能性があり、映像がステージに届く前にフレーム落ちが発生し、クライアントのプレイヤーでバッファリングが発生する原因になります。 8500Kbpsを超えるストリーミングビットレートは拒否され、エンコーダは切断して視聴者に干渉を与えることになります。

プログレッシブ信号を使用する

プログレッシブ方式の信号フローを使用します。制作フローやエンコーディングで、インターレース方式の映像を使用することは避けてください。 プログレッシブ方式のストリーム信号を使うことで、フレーム全体が一度に表示されて再生時の画質がはるかに良くなり、インターレース方式の信号を表示する際に発生するモーションアーチファクトを回避することができます。

ネットワークの要件

一定のアップロードストリームを十分に維持できるよう、安定したインターネット接続が必要です。 インターネット接続が不安定な場合、視聴者に表示される映像にカクツキやずれが発生する可能性があります。

有線接続を使用する。 Wi-FiやLTEでの接続は安定しない場合があり、QoS(Quality of Service:クオリティ・オブ・サービス)/パケットキューの優先制御がうまく行われず、干渉や遅延が発生する場合があります。 可能な限り、ストリームは有線接続で行うようにしてください。

帯域幅を最小要件よりも50%多く割り当てるように計画する。 ビデオのビットストリームのエンコーディングで、ビットレート値の変動を補うためにオーバーヘッドを追加します。

エンコーダへの接続に専用のインターネットVLANを利用する。 エンコーダを別のネットワーク上に置くことで、トラフィックによる汚染、帯域幅のボトルネック、セキュリティ上の有害因子などの破壊的な影響を防ぐことができます。

ビデオエンコーダは、TCPの443番ポートに関連付けられたRTMPSプロトコルを使用してHopinに接続する必要があります。特に、ファイアウォール、VPNまたはプロキシサーバーの内側にある社内ネットワークからストリーミングを行う場合は、このポートが開放されていることを確認してください。 ネットワークのポートおよびURLのホワイトリスト登録については、 「ネットワーク接続の設定」の記事で詳細をご確認ください。

注意:さらに詳しい情報については、当社推奨プロバイダーのサポートページ(Amazon IVS)をご覧ください。 これらの設定は、当社のフォールバックプロバイダーでも問題なく機能するはずです。

 

ご質問やサポートのお問い合わせは、support@hopin.comまでお気軽にお寄せください。

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